「薄毛治療は健康保険が効かない」という噂を聞いたことがありますか？
3割負担にならないのであれば、治療費が高額になるのではないかと心配している女性も多いでしょう。
今回は女性の「薄毛治療」と「健康保険の適用条件」について解説します。
この記事を読んで薄毛治療に関する不安やモヤモヤを解消しましょう！
薄毛治療にかかる費用の相場も解説しているので、お金に関する心配は今日でおさらばです！
女性の薄毛治療は保険適用外なの？
女性の薄毛治療は本当に保険適用外なのでしょうか。
厚生労働省が発表している基準を元に、どういった症状だと保険が適用されるのかを解説します。
ご自身の薄毛が保険適用の条件に当てはまるかどうか、チェックしながら読んでみてください！
保険が適用される治療とは？
日本には「国民皆保険制度」があるため、病院で受けた診察費や治療費は3割負担になる場合が多いでしょう。
基本的に健康保険が適用されるケースは以下の場合です。
・医師が認めた場合の入院費用
・身体に異常がある場合の診察費用
・薬価基準を満たす薬が処方される場合
・治療に用いる治療材料の費用
・手術・放射線治療・精神療法などの費用
基本的に病院で受けられる治療の大部分は保険が適用されます。
ただし日常生活に支障がない場合や命に関わらない病気は健康保険の適用外となります。
たとえば人間ドックや予防注射などは保険が効かないことが多いでしょう。
また美容整形や脱毛医療なんかも健康保険の適用外となるケースが多いです。
女性の薄毛治療は基本的に保険適用外
残念ながら噂は本当で、女性の薄毛治療(FAGA治療)に関しては健康保険の適用外となります。
FAGA専門のクリニックはもちろん、皮膚科などの医療機関で治療を受けても保険が効かない場合がほとんどです。
ただそこまで悲観的になる必要はありません！後述していますが、FAGA治療の費用は年々安くなっています。
今や女性の薄毛治療は一般人でも手の届く「けっこう気軽にできる美容治療」の1つになっているんです。
私も薄毛治療をしましたが、飲み会を1回断ればペイできるレベルの費用ですよ！
症状によっては保険適用される場合も
さきほど薄毛治療は保険適用外といいましたが、例外もあります。
円形脱毛症や脂漏性脱毛症などの、明らかな頭皮のトラブルが起きている場合は保険適用となります。
また甲状腺機能障害によって引き起こされる薄毛も病気と判断されるので、保険の適用が可能です。
他にも皮膚炎やアタマジラミなどが原因の場合には保険が適用されます。
判断の基準としては、単に薄毛治療というわけではなく「何らかの病気が原因で薄毛になった場合」に保険が適用できるというわけです。
女性の薄毛治療は医療費控除される？
前述の通り、FAGA治療を代表とした女性の薄毛治療は保険が適用されません。
では薄毛治療で医療費控除は受けられるのでしょうか？
医療費控除の具体的な制度も解説しつつ、適用条件などを解説します。
そもそも医療費控除とは？
医療費控除とは、自分や家族のために医療費を支払った場合に所得税・個人住民税から税金が控除される仕組みです。
厚生労働省によると、医療費控除の対象となる要件は下記の通りです。
（1）納税者が、自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること。
（2）その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費であること（未払いの医療費は、現実に支払った年の医療費控除の対象となります。）
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm
医療費控除は1年でかかった医療費の合計が10万円を超えると、以降の金額が課税所得から控除されます。
医療費控除が使えたら大きな節税効果が期待できるけど…薄毛治療は対象なの？
医療費控除が適用外となるケース
医療費控除が適用外となるのは、以下のような場合です。
「いわゆる人間ドックその他の健康診断のための費用及び容姿を美化し、又は容ぼうを変えるなどのための費用は、医療費に該当しないことに留意する」
引用：国税庁所得税基本通達法第73条《医療費控除》関係 4項（健康診断及び美容整形手術のための費用）
FAGA治療を代表とする女性の薄毛治療は、上記に該当すると判断されるケースがほとんどです。
また薄毛治療は自由診療なので、高額医療費控除も対象外で民間の保険も適用されない場合が多いので注意しましょう。
美容関係は医療費控除が適用されないんですね…。
女性の薄毛治療の自己負担費はどれくらい？
「健康保険も医療費控除も適用されないなら、薄毛治療って一体どれだけお金がかかるの？」と不安になる人も多いはず。
本章では女性の薄毛治療の相場や、私も利用している”コスパ抜群”のクリニックを紹介します！
薄毛治療の費用はピンキリですが、コスパの良いところを選べばそこまで負担は大きくないですよ！
女性の薄毛治療費の相場
女性の薄毛治療には、下記に示す通り3種類のアプローチがあります。
・内服薬による治療
・外用薬による治療
・頭皮注射による治療
それぞれの特徴と相場をご紹介しましょう。
※金額は全て税込み価格を表示しています。
内服薬による治療
薄毛治療の中でメインとなるのが内服薬による治療です。
内服薬には「薄毛の進行を防ぐ薬」と「発毛促進の薬」の2種類あります。
薄毛の進行を防ぐ薬は「スピロノラクトン」という薬で、相場は約4,000円～8,000円程度です。
発毛促進の薬は「ミノキシジル」という薬で、相場は約5,000円～9,000円程度です。
これらは併用する場合も多いので、内服薬による治療の相場は9,000円～17,000円ほどになります。
外用薬による治療
頭皮に直接薬液を塗り込んで発毛を促します。
外用薬による治療は基本的に「ミノキシジル」一択です。
相場としては内服薬より少し高く10,000円～20,000円といったところでしょう。
外用薬はドラッグストアなどの市販でも売っていますが、市販品は濃度が薄く効き目が弱いです。
きちんと発毛効果が欲しい方は、AGAクリニックで外用薬を処方してもらうの事をおすすめします。
頭皮注射による治療
発毛に有効な成分を、頭皮に注射して薄毛を改善させる治療です。
別名メソセラピーとも呼び、役割としては内服薬や外用薬による治療の補助になります。
1回あたりの相場は15,000～30,000円。週に1回ほどの治療が必要なので、月に6万円～12万円ほどかかります。
高額なわりに発毛効果は内服薬より低いので、個人的にはおすすめしない治療法です。
オンラインクリニックなら費用を抑えられる
一般的に女性の薄毛治療は内服薬がメインです。
先ほども紹介したように、内服薬による薄毛治療なら相場は9,000～17,000円くらい。
ただしオンライン診療を利用すれば、もっとコスパ良くFAGA治療が可能です。
例えばDMMオンラインクリニックであれば、ミノキシジル+スピロノラクトンの合計金額が税込み月6,000円代です。
※DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。
オンラインクリニックならスマホ1つでどこからでも診察が受けられ、薬は配送されるので余計な手間が省けます。
わざわざ通院する必要もなく待ち時間もないので、とても快適ですよ！
診察は直接でもオンラインでも「問診+視診」なので、診断の精度に差はありません。
なので私はお得に薬を処方してもらえるオンラインクリニックをおすすめします！
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